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2012年 02月 23日
懲りずに図書館の中国本ライブラリから、今度借りてきたのは、 中国の世界的画家らしい呉冠中さんの自伝「我負丹青」というもの。 無学な私は、この呉冠中さんを存じ上げなかったのだが、 本をチラ見したところ、巻頭カラーページに作品が収められていて、 なかなか上品な作風なので挑戦することに。 で、どんな画なのかって、紹介しようと同じものをネットで探したのだが見つからず。 とりあえず、特徴のあるもの二種。 最初の作風は、 ありそうだけど、凡人には書けるものではない完成された構成美のもの。 ![]() そして、風景画もこの人だと、大胆にコレだ。 ![]() さて、本人による序文を読み始めたら・・・ 前言 --------------------------------------------------- 身后是非谁管得,其实,生前的是非也管不得。 但生命之史都只有真实的一份,伪造或曲解都将被时间揭穿。 ... 书分三部分, 第一部分叙“生命之流”,即随着岁月的流逝和生活的经历, 记自己思想感情的成长,发展,转变与衰落。 这生命之流如绘了一幅《清明上河图》,着力于长河的全貌与主要转折, 而许多局部细节须用放大镜观察。 第二部分“此情此景”,便全是局部放大图,包括有关生活的,文艺观的, 其中不少文章都是当年针对现实而发,并引起过强烈反响和争议, 今一字不改呈奉于新读者前,读者有最大的自由选择自己有兴趣的篇章。 第三部分是年表,那是生命支付的账单,备查支付的误差。 ------------------------------------------ 吴冠中 2004 春节 おっと、やっと忘れかけていた因縁の「清明上河図」が登場!! そういえば、残りの展示物の故宮博物展の方もグダグダしていて、 結局行かずじまいだったな。 それに、横浜中華街の春節パレードも、 今年は新聞にも予告紹介記事が載っていて、 例年に増して混みそうな雰囲気なのと、 例年にない寒さと横浜地区のインフルエンザの大流行の噂にビビッて、 こちらも行かずじまいだった。 さてと、 序文から窺がわれる本文の様子は、画の作風と同じく、大胆にして几帳面そうな雰囲気。 要するに、第一部は書き下ろしの半生記で、第二部はいままで方々に出した散文で、 第三部に付録として年表を付けましたということらしい。 でも、その年表の記述が細かくて、一年一年、何歳で何々しましたと書いてある。 きっと血液型がA型なんだろうな。 2012年 02月 23日
図書館CDライブラリーにも、よく見ると割と新しいものがあって、 とても気に入ってしまった一枚。 ![]() Pat Metheny /What's It All About 2011 ---------------------------------------------------------- 1. The Sound of Silence 2. Cherish 3. Alfie 4. Pipeline 5. Garota de Ipanema 6. Rainy Days and Mondays 7. That’s the Way I’ve Always Heard It Should Be 8. Slow Hot Wind 9. Betcha by Golly, Wow 10. And I Love Her 11. 'Round About Midnight 12. This Nearly Was Mine ---------------------------------------------------------- バリトン・ギターのソロ演奏アルバム"One Quiet Night"の続編。 開放弦チューニングを用いた「ひとり時間差アンサンブル方式」(by漢語羊)による演奏で、前作がストイックな実験的雰囲気だったのが、ここでは全編ポップな有名曲のカバーに挑戦。 要するに、原曲は 1.サウンド・オブ・サイレンス/サイモン&ガーファンクル 2.チェリッシュ/アソシエイション 3.アルフィー/シラ・ブラック 4.パイプライン/シャンテイズ 5.イパネマの娘/アントニオ・カルロス・ジョビン 6.雨の日と月曜日は/カーペンターズ 7.幸福のノクターン/カーリー・サイモン 8.スロー・ホット・ウインド/ヘンリー・マンシーニ 9.ゴーリー・ワウ/スタイリスティックス 10.アンド・アイ・ラブ・ハー/ビートルズ 11.ラウンド・アバウト・ミッドナイト/セロニアス・モンク 12.ジス・ニアリー・ワズ・マイン/ミュージカル「南太平洋」より となっていて、「ひとり時間差アンサンブル方式」の応用実証編なのだ。 といっても、さすがに今度は全部がバリトン・ギターというわけではないが、アコースティック・ギターのソロで通している。 ベンチャーズのテケテケ・サウンドの「4.パイプライン」は普通のスチール弦だけど、 「10.アンド・アイ・ラブ・ハー」では、ナイロン弦で"青春ほっこり"テイストなのだ。 でも、個人的にグッと来てしまったのは、 なんといってもカーペンターズの「6.雨の日と月曜日は」だな。 パット・メセニーも、特別な思い入れがあるのだろうか。 単に原曲の音楽メロディーというよりも、カレンの歌声が表現していたそのものが抽象化されているとしか言いようがない不思議な出来なのだ。 2012年 02月 22日
あらー、気が付けば、またもやブログ更新を一か月もさぼっていた。 なにかと残念な状況で、テンション低。 ★残念その1 今年の冬は年明けてから、やたら寒くて、釣りに行っても魚がいない!? まあ、そんな気合い入った釣りではないものの、5回近く出かけて、 このあいだ、江の島でやっとカサゴが一匹て、どういうこと!? それが、まあ何とも可愛いサイズで、姿かたちは立派にトゲトゲなんだけれど、 ちょこんと手のひらに。 「手乗りカサゴ」なんて、可愛がり方、有るんでしょうかね。 思わず、家に連れて帰って、水槽に入れて飼いたくなるような・・・。 これから水槽買いに行くんじゃ、とても間に合いそうになくて、 そのままリリース。 ★残念その2 中国語の方は、冰心さんの回想録は何とか読み終えたものの。 結局、『世紀の憶』という本は、方々に寄稿した雑文を、 本人の逝去直後に寄せ集めたものらしい。 で、回想録と言うには、やっぱり内容的に無理があって、 読んでも読んでも期待したほどの深みがないのだった。 たとえば、米国留学中の時代にしても、病気療養中の断片的な話が出てくるのだが、 前後のつながりがよくわかりません。 ここは、旦那さんの猛烈アプローチの熱々時代だったはずなんですけどね。 唯一、実家で母親の最期を看取った話は、分量的にも内容的にも、 それなりに手応えのあるものだったが・・・。 あとは、うーん。 要するに、その時の身近な出来事を書いた文章の機械的な寄せ集めだから、 回想という「本人自身の総括」過程が欠落しているのですな。 回想録というタイトルは詐欺だろ。金返せ!! て、そういえば、これは図書館から借りた本だった。 ★残念その3 そんなこんなで、ちょっと落ち込み気味のところに、 次に借りた中国語テキストが林語堂さんの「生活的藝術」も、うーん。 以前、1937年にイギリスで出版と書いてしまったが、 正確にはアメリカだった。 なにしろ、英国文化は共感できるけど、アメリカは・・・。 のような論調が多いものだから、てっきりイギリスで出版かと勘違いしていた。 うーん、の内容は、 ・中国人は、なにかとアメリカ人と違っている。 ・だから、中国人は偉いのだ。 ・ギリシャ文化を始め、古今の西欧文化を理解した「私」が言うのだがら間違いない。 というような、一番幼稚な比較文化論の展開なのだった。 読めば読むほど、思い込み知識人おじさん泥沼ロジックの底なし沼に沈む雰囲気で、 こちらも、うーん。 寒いよー。とりあえず、インフルエンザにはならなかった一か月だったけれど。 |
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